主訴:インプラントを入れたい現病歴:近医で上顎ブリッジを作成してもらっていたが歯ごとブリッジが割れて脱離した。しかしながら、「ブリッジの再セットは難しく、またインプラント手術もアレルギーリスクが高く骨もない為、手術は出来ない。」と治療を断られた。周辺の歯科医院でも対応困難である事を知り、ネットで上顎の骨がなくてもインプラント手術が可能な歯科医院を探していたところ、おおたわ歯科医院のザイゴマインプラント治療を知った。おおたわ歯科医院を2023年5月に受診し、同年7月に手術施行の運びとなる。 既往歴:アスピリン喘息、多剤薬剤アレルギー(バンコマイシン、テイコプラニン、サイボックス、ピリン系薬剤、プレドニゾロンで喘鳴、アナフィラキシーに準じて対応された過去あり),椎間板ヘルニア、不整脈、副鼻腔炎術後(4回程手術)常用薬:サルタノール、モンテカルストを服用、シムビコートを吸入、ゾレア皮下注(月に1回)生活歴:飲酒 週5回瓶ビール5本、ワイン1本、泡盛り1合 喫煙:15本/日 20年
顔貌はほぼ左右対称、…続きを読む
6431┴12457、54321┬123456は…続きを読む
上顎に2本のザイゴマインプラントと…続きを読む
All-on-4ザイゴマインプラント治療 を行う…続きを読む
顔貌はほぼ左右対称、両側とも明瞭なバッカルコリドーを認める。両側とも鼻唇溝が深い。
顔貌は左右対称、リップサポートは認めるが、上唇はやや豊隆したような所見を認め、やや鼻唇溝が浅くなったような所見を呈する。上下顎正中は顔貌の正中に一致している。明瞭なバッカルコリドーを認める。
顔貌は左右対称、リップサポートは認めるが、上唇はやや豊隆したような所見を呈する。上顎正中は顔貌の正中に一致している。バッカルコリドーは術後より狭小化している。
2023年9月
CAD/CAMで製作したプロトタイプを患者の口腔内にて試適(2度にわたるTri-inを施行)。患者の希望で、閉口した時の盛り上がり、歯肉の色、上下顎の歯の色(A1)にこだわりあり。また歯の形態は四角めの形態を希望。
口腔内所見:上顎正中に対して下顎正中は一致。65┐相当部にロングアバットメント様所見を認める。
2023年10月
試適したプロトタイプをもとに、ジルコニアミリングマシンを使用して、モノリシックジルコニアの上部構造を作成しステイニングにて歯肉および歯牙の色を調整。術後3か月に患者様の口腔内にセット。色や歯の形態は患者様のご要望通りに作成した。65┐ノーマルインプラントはモノリシックジルコニアクラウンをセットした。
顔貌は左右対称、リップサポートを認め、上唇は自然な豊隆を認める。スマイルラインは下唇上部に沿うような湾曲を描いている。
上下顎正中は顔貌の正中に一致している。顔貌写真からでは分かりづらいが、狭小なバッカルコリドーを認める。
口腔内所見:上顎正中に対して下顎正中は一致。上顎はアクセスホールを4つ、65┐はアクセスホールを2つ認め、All-on-4、ノーマルインプラント2本入っている事が確認出来る。
会員の皆様、質問がある場合はコメントを送信お願いします。
コメントを投稿するにはログインしてください。
会員の皆様、質問がある場合はコメントを送信お願いします。